今回インタビューに答えていただいたのは、生活に対する価値観が正反対ということが原因で、結婚生活7ヶ月でスピード離婚することになった離婚当時28歳の女性です。
離婚の決め手は何だったのか、離婚後はまったく後悔がないのかなど、気になりますね。
当サイトでは、離婚経験者の方にアンケート形式で離婚の体験についてお答えいただいています。
似たような境遇にあるという方は、ぜひ参考にしてみてください。
- 結婚生活7ヶ月(2017年3月31日~2017年10月4日まで)の末に離婚
- 年齢:28歳
- 職業:会社員
- 相手の年齢:27歳
- 相手の職業:会社員
- 子供:いない
元旦那様との出会いと結婚に至った経緯を教えてください
新卒入社した会社に彼が中途採用で入社しました。
社員同士仲の良い会社であったので、グループで遊ぶ機会も多く自然と連絡を取って付き合うようになりました。
なぜ、離婚することになったのか、原因を教えてください
生活への価値観の違いが大きな理由です。
具体的には毎晩ご飯は手料理を食べたり家でふたりで過ごしたい彼と、外食が好きでいろんな人と話したりひとりで食べるのも苦ではない私。
そして休日はふたりででかけたい彼とたまにはひとりで過ごしたい私。
生活への価値観が真反対の二人が寄り添いあうのは難しく、ことあるごとに言い合いをしていました。
連絡もまめにとらないと色々小言を言われだし、お互いだったろうと思いますが次第に窮屈に感じるようになりました。
元々、彼は実家暮らしで私が一人暮らしをしていたので、私の家で一緒に住んでいたのですが、結婚して3カ月後には会いたくない一心でほとんど家に帰らずで、ラインでのやりとりをして離婚協議を進めていました。
離婚を告げた時、元旦那様はどのような反応をしましたか?
始めは向き合えばうまいことやれると何度も言ってくれたり、私の親にも連絡をとり実際に実家まで会いに行って相談してくれていたようでした。
離婚の協議はすぐにまとまりましたか? それとも、時間がかかり大変なものでしたか?
2017年6月頃から話し合いに入り、2017年10月に届け出を出すまで約3,4カ月かかりました。
その間、会えば心が負けそうだったので家には帰らないことを徹底していました。
やり取りは基本的にラインで最後の離婚届けも郵送でのやり取りをし、提出は私ひとりで役所へいきました。
慰謝料はありません。
離婚してよかったことを教えてください
人それぞれ価値観が異なり、共同生活することの大変さを学ぶことができた点がひとつあげられます。
夫婦生活を送るにはある程度価値観の同じ人と過ごすのが良いと感じ、そしてどこまで行っても他人ではあるので言動含め、思いやりと気遣いの心をもっていくことが大切だと思いました。
離婚して辛いと感じたことを教えてください
自分よりも親や祖父母に迷惑をかけたことが辛かったです。
結婚、そして孫(ひ孫)の顔をみることは楽しみにしてくれていたので、期待を裏切るような結果となってしまったことが自分の思いとしてありました。
離婚して正解だと感じますか? それとも後悔の方が大きいですか?
私は正解だと信じています。
理由は今が楽しいから。
その当時は気を遣って、まわりもあまり何も言いませんでしたが表情が暗く疲れ切っていたようで、個人的にも気分はふさぎ込んでいました。
別れた後も親に後ろめたい気がして隠れるように過ごしていましたが、吹っ切れた後は離婚よりつらいことはないかもしれないと色々自信をもって意見を言ったり、決断できるようになった気がするのと、何より顔が輝いているといわれるのが嬉しいです。
現在は再婚していますか?
再婚していません。
チャンスがあるのであればぜひ再婚したいと思っています。
離婚経験者として、現在、離婚を悩んでいる人に向けてアドバイスをお願いします
離婚は結婚より大変な労力がいるとよく言いますが本当にそうだと思います。
そして離婚は自分だけでなく親族も巻き込んでのことになるので気が引けることもあるかと思いますが、自分の人生は一度きり。
迷惑かけた分、そのあとの人生を謳歌してキラキラ輝いた顔をみせることが償いだと思います。
「今の人生楽しいですか?」と一度自問自答してみてください。
「離婚」という大きな決断をしたという経験があなたの人生の糧になると信じています。
頑張ってくださいね。
調査方法:アンケートサイトにて質問
調査日:2019年9月20日
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