知らないと後悔する「持ち家」に関する離婚準備とは?

旦那と別居したい!離婚ではなく別居する理由とメリット、お金がない場合の解決策

仲の悪い夫婦の写真

「旦那との結婚生活にもう疲れた…」
「旦那と別居したいけど、離婚するのとどう違うの?」

旦那からのモラハラやDV、または性格の不一致や浮気などで、「旦那と別居したい」と悩んでいませんか?

別居をすれば、旦那に振り回されず、冷静に状況を判断できるのがメリットです。しかしいざ別居するとなると、「お金がない場合はどうする?」「離婚するほうがいいの?」などのさまざまな不安や疑問がありますよね。別居の前に、そのメリットや特徴を把握しておけば、後悔せずに別居へと踏み出せます。

この記事では、

  • みんなが別居したいと考えている理由
  • 離婚ではなく別居を選ぶメリット
  • お金がない場合の解決策

などをご紹介します。

目次

旦那と別居したいと考える理由とは?Twitterのみんなの考え

Twitterを見てみると、旦那に対する不平不満や、別居したいと悩んでいる呟きが多く見られます。では、世間ではどのような理由で旦那と別居したいと考えているのでしょうか。

ここでは、実際の投稿を引用しながら、別居したい理由を4つ紹介します。

旦那のモラハラやDVがきつい

別居したい理由でとくに多いのが、「旦那からのモラハラやDV」です。

暴言や侮辱などの精神的暴力・殴る蹴るといった身体的暴力・過剰な束縛などの行為を日常的に受けていると、心身ともに疲弊してしまい、「別居したい」と考えるのも当然でしょう。

Twitterの投稿を見ても、旦那からの嫌がらせや暴力を受けているために逃げたい、と考えている人が多いのがわかります。

一緒にいるとすぐに喧嘩になる

離婚理由でも目立つのが、お互いの性格の不一致です。

相手と価値観や考え方が違うと、衝突することも増えます。日常的な喧嘩に発展してしまうと、ストレスが溜まり、相手と距離を置きたいと考えるのも自然なことです。

呟きを見てみても、喧嘩が原因で別居になった人が多いことがわかります。

義父・義母との同居がストレス

旦那側家族と同居している場合、義両親の存在が嫌で別居したいと考える女性は多いです。一緒に生活すれば毎日顔を合わせるため、義両親の嫌な部分が目についたり窮屈に感じたりしやすくなります。

実際にTwitter上では、義家族に対する愚痴や不満が多く見られました。

また、上記のツイートのように、旦那が嫁の味方をしてくれる場合はまだ救いがあります。一方で義両親の味方ばかりをしている場合は、すぐにでも逃げ出したい!と思っても無理はありません。

旦那に浮気の疑い、もしくは確信がある

旦那側が浮気をしている、または浮気の疑いがあって別居したいと考える人も多く見られます。

実際に、以下のように浮気が原因で別居している呟きも見られます

また、「浮気してくれれば別居できるのに!」といった意見もありました。

子供なしで別居を選択する理由とは

夫婦問題に頭を悩ませる女性

子供がいない状態で別居したいと考える方もいることでしょう。しかし、「子供なしで別居する意味はあるの?」とお悩みではありませんか?

以下で紹介するYahoo!知恵袋に、「子供無しで離婚せず別居を続ける理由は?」との質問がありました

子供なしで離婚せず別居を続ける理由って何でしょう?
また、一般的に別居から正常な夫婦関係に復縁ってありえるんでしょうか。
(一部抜粋)

出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14151950929

この質問のベストアンサーに選ばれた方自身も、別居の経験があるようですが「別居することによってお互いの存在の大事さが理解できた」「今では犬を飼い、毎日笑いの絶えない夫婦」と答えています。

このYahoo!知恵袋の例のように、子供なしでも別居する意味は十分にあるのです。

別居したい気持ちの伝え方や切り出し方

別居を旦那に切り出す女性の写真

いざ別居を実行しようとする時は、旦那への切り出し方が気になるもの。どのように伝えればいいのかと、悩む方が多いと思います。

ここでは、別居の切り出し方として

  1. ストレートに伝える
  2. LINEで伝える

上記2通りの方法をご紹介します。

ストレートに気持ちを理由とともに伝える

「別居したい」と思う気持ちを、正直に伝えるのがやはりベストでしょう。

はっきり告げるのが怖くて遠回しな表現で伝えようとしても、上手く意思疎通が図れません。はっきりと別居の旨を告げれば、相手と真剣な話し合いができますし、「本気で別居したいんだ」という気持ちも伝えられます

その際に重要なのが、「感情的になりすぎない」ことです。いくら女性が感情で訴えようとしても、男性である旦那の心には響かないケースがほとんどです。

過去に、「察しない男 説明しない女」という本が注目を集めました。

この本には、「女性は感情的である」「男は論理的であるため、感情的に話されても納得できない」ことが書かれています。

つまり、どれだけあなたが感情的になったとしても、旦那側は理解することが難しいのです。別居の気持ちを伝えるときには、「別居したい理由」も添えながら、冷静に論理的に説明するようにしましょう

おすすめは、前日または当日の朝に「この日の夜に話したいことがある」と事前に伝えておくことです。お互いに気持ちの準備ができるため、より冷静な話し合いがしやすくなります。

LINEで伝えるのもあり

「顔を合わせると上手く説明できる自信がない」という方は、LINEを利用するのも手です。

文章にまとめることで、口で伝える場合よりも冷静になれますし、どのように伝えるのかをじっくりと考えられます。また、あとで実際に話し合いをするときでも、事前に別居の旨を伝えてあるために手早く済むのもメリットです。

送信するなら、お互いが家にいない時間帯を狙うのが良いでしょう。同じ場に居るとすぐ口論に発展する恐れがあるためです。

別居するメリットは?いきなり離婚ではダメ?

別居によって相手と離れて暮らすことができますが、「それなら離婚と変わらないのでは?」と思う方もいるかもしれませんね。

ここでは、別居に踏み込むメリットとして、

  1. 離婚すべきか冷静に判断できる
  2. 離婚を進めやすくなる
  3. 離婚を考えていることを本気だと示せる
  4. 後悔しない明確な理由があればすぐ離婚もあり

上記の4つを紹介します。

離婚すべきか冷静に判断できる

別居をすることで、旦那がいない状況でも生活できるのか、一緒にいる生活よりも楽しく過ごせるか、などが確認できます。そして別居生活の中で「一人でも大丈夫だ!」と実感できれば、後悔なく離婚へと踏み出せますよね

一方で「やっぱり旦那がいないと困る…」と感じるようであれば、すぐに同居に戻ればいいだけ。離婚してしまうと復縁するのはかなり困難ですが、別居であれば戻りやすいのもメリットです。

このように、本当に離婚するべきかどうかを、冷静に判断できます。

離婚を進めやすくなる

離婚届に捺印する写真

別居期間が長期化すれば、離婚を進めやすくなるケースもあります。

別居が長期化するということは、すでに婚姻関係が破綻しているとも言えます。つまり「婚姻を継続し難い重大な事由があるとき」(民法第770条1項5号)に該当すると考えられるのです。

『第七百七十条 夫婦の一方は、次に掲げる場合に限り、離婚の訴えを提起することができる。
一 配偶者に不貞な行為があったとき。
二 配偶者から悪意で遺棄されたとき。
三 配偶者の生死が三年以上明らかでないとき。
四 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。
五 その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。』

引用:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=129AC0000000089

とくに以下のような状態で離婚話でもつれているのであれば、別居することで法律的にも離婚が認められやすくなります。

別居により離婚が認められやすい例
  • DVやモラハラ、暴力や虐待などを受けている
  • 旦那が浮気や不倫をした
  • 婚姻関係が破綻するほどの価値観の相違がある

離婚を考えていることを本気だと示せる

離婚について協議する夫婦の写真

単に「離婚をしたい」と告げるだけでは、相手に「口だけだろう」と一蹴されてしまう可能性が高いです。しかし、実際に別居をすることで、「本気で離婚したいんだ」との意志を伝えられます

別居を通じることで、今後について真剣に話し合うきっかけとなるでしょう。

後悔しない明確な理由があればすぐ離婚もあり

以下に該当する方は、別居よりもすぐに離婚するのが最適なケースもあります。

  • 身体的・精神的暴力を日常的に受けている
  • 相手が浮気している確実な証拠を掴んでいる
  • 生活費を渡さないなどの金銭トラブルに悩んでいる

上記の場合は、法律的にも離婚が成立しやすいです(上記で紹介した民法第770条を参照)。

たとえ相手が離婚を拒否しても、裁判で認められれば、強制的に離婚できます。すぐに離婚すれば、別居費用や冷却期間は必要ありません。気持ち的にも楽になれるでしょう。

とくに「一緒にいることで精神的・身体的にひどい苦痛を受けている」場合は、自分の命を守る意味でも、離婚を検討するのもありです。

別居に向けて準備しておくこと

別居をする際には、少なくとも次の2点の準備をしておきましょう。

  1. 住む場所を考える
  2. 財産分与の対象を整理する

以下、詳しく解説します。

住む場所を考えておく

別居後の住まい

別居をするためには、まず別の住処を探す必要があります。住む場所が最初に決まれば、どのくらいの費用が必要なのか、生活費をどう工面するかなどを、具体的に計画できます

子供を一緒に連れていく場合は、どの場所にするのかが重要です。自宅より遠い場所だと、転校を余儀なくされ、子供に精神的負担を与えてしまうでしょう。子供にとってもベターな選択肢を検討する必要があります。

住む場所は、「今の自宅」「実家」「ホテル」「新しく借りる」の4つが考えられます。

1. 今の自宅に住み続ける

旦那が出ていく側であれば、今の自宅に住み続けられます。住み慣れた環境なので、子供がいても安心ですね。

しかし、賃貸物件で契約者名が旦那の場合は注意が必要です。名義変更などの手続きが必要となり、その際にある程度の費用が発生してしまいます。その場合は妻側が出ていった方が無難でしょう。

2. 実家に帰る

実家に帰る選択肢もありです。経済的に援助してもらえますし、精神的にも安定することでしょう。

ただし、両親が協力的でなければ難しいです。

3. ホテル住まい

一時的な別居なら、ホテル住まいも候補になりえます。

しかし、長期化すれば費用が嵩んでしまうのがデメリット。別居期間がどれくらいになるのか、最初によく考えておかなければなりません。

4. 新しく部屋を借りる

新たに賃貸契約を結んで引っ越すケースはよく見られます。とくに、相手に別居先を知られたくないなら、バレないように準備を進めれば、ひっそりと立ち去ることも可能です

しかし、数カ月分の家賃や、引越し費用や新たな家電の購入費など、多額の費用が必要です。ある程度のお金がないと厳しいでしょう。

財産分与の対象を整理しておく

財産分与対象をチェックする女性

離婚のときに争点となりやすいのが財産分与です。財産分与とは、婚姻生活でお互いに築き上げた財産を平等に分配することを指します

一般的に、財産分与の基準日は別居時とされます。別居した時点で、経済的な協力関係が終了したとみなされるためです。つまり、別居するまでにお互いが築いた財産(貯金、車や家などの資産など)が、離婚時に分配されます

いざ離婚となったときのために、別居前には財産分与の対象を把握しておくと安心です。旦那の貯金がいくらあるのか、車や家や家財の価値はどれくらいか、を知っておくといいでしょう。

また、別居で自分が出ていく際には、自分の財産に関するものを持ち出しておくのがおすすめです。通帳やカード、保険証券など、自分の財産を全てチェックしておきましょう。

旦那と別居したいけどお金がない場合は?

別居の際に心配なのが、お金の問題ですよね。とくに専業主婦の場合は無収入となるため経済的に厳しいでしょう。別居したいのにお金がない場合、どうすればいいのでしょうか。

ここでは、主な対策として、

  1. DVや浮気の証拠があれば慰謝料を請求する
  2. 貯金を貯めておく
  3. 婚姻費用の分担請求を検討する
  4. 持ち家や車があれば売却した場合の値段を調べておく

上記の4つ紹介します。

DVや浮気の証拠があれば慰謝料を請求する

浮気する旦那をみる女性の写真

DVを受けたことがわかる証拠があれば、それを元に旦那へ慰謝料を請求することができます。証拠があれば、たとえ裁判になった場合でも、慰謝料請求を認めてもらいやすくなります。また浮気の場合でも、確実な証拠があれば、浮気相手に慰謝料を請求できます。

相手から慰謝料をもらうことができれば、別居費用に当てられます。しかし、慰謝料を請求するということは、別居後に同居へ戻るのは困難です。あくまでも、離婚前提の場合に請求すると良いでしょう。

貯金を貯めておく

別居前には、可能な限り貯金をしておきましょう。貯金があれば、別居費用を工面できますし、万が一別居先で無収入になってしまったとしても安心ですよね。半年ほど無収入でも生活していけるくらいの金額は確保したいところ

専業主婦の方でどうしても貯金が難しい場合は、経済的な自立のために、別居前に仕事を探すのもおすすめです。その際は、先に別居場所を決めておき、その周辺で働ける仕事を探すと良いでしょう。

婚姻費用の分担請求を検討する

夫婦はたとえ別居中であっても、離婚が成立していない限り、生活費を平等に分担しないといけません。民法にも、以下のように記されています。

(婚姻費用の分担)
第七百六十条 夫婦は、その資産、収入その他一切の事情を考慮して、婚姻から生ずる費用を分担する。

引用:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=129AC0000000089

この「婚姻から生ずる費用」は「婚姻費用」と呼ばれ、夫婦と子が社会生活を営む上で必要となる生活費(食費、居住費、養育費、医療費など)を指します。つまり、収入が多い方から少ない方へと生活費を分配し、助け合う義務があるのです。別居するにあたってあなたのほうが収入が少なければ、旦那に生活費を請求することができます。

もしも、旦那側が生活費の支払いを拒否をして話が進まないようであれば、「婚姻費用分担請求調停の申立て」がおすすめです。家庭裁判所の調停委員が、別居費用取り決めの仲介に入ってくれます。

それでも揉めてしまう場合は、審判手続きとなります。裁判官がお互いの事情を考慮しつつ、別居中の生活費分担を取り決めてくれるので安心です。

まずは別居中の費用について夫婦2人で話し合い、意見の相違や相手の拒否で進まなければ法的手続きを検討しましょう。

持ち家や車があれば売却した場合の値段を調べておく

スマホで車や家の値段を調べる女性

上記で紹介した「財産分与」の中で、とくに金額が大きいのが「持ち家」と「車」です。もし別居中に離婚となれば、それらの財産が分配され、まとまったお金が手に入ります。経済的な見通しが立てやすくなるため、売却した際の価格をある程度把握しておくのがおすすめです

持ち家や車の価値を、自分で判断しようとすると困難ですよね。そこでおすすめなのは、ネット上の一括査定サービス。必要な情報を入力すれば最短60秒ほどで売却時の最高値などを把握できます

また一括査定サービスのほうが、価格が高くなりやすいメリットもあります。一括査定サービスとは、複数の会社から売却時の見積もり連絡がくるシステムです。会社同士で価格を競争し合うために、自然と金額が釣り上がる仕組みとなっています。

査定をすれば必ず売却しなければならない、というわけではありません。売却金額を知るためだけに利用してもOKです。気軽に利用してみましょう。

まとめ

現在は、3組に1組は離婚する時代です。しかし、婚姻関係を続けながらも「今すぐに別れたい」と思っている方もきっと多いことでしょう。最初から離婚に踏み込むよりも、まずは別居して冷却期間を置くのも最善策の1つです。

今回ご紹介した、別居に踏み出す前に抑えておきたいポイントは、主に以下の3つです。

  • 別居をすると、「冷静になれる」「相手に離婚の本気度を伝えられる」などのメリットがある
  • 別居する前には、住む場所はどこか、財産分与の対象を整理する、の2点を行っておくのがおすすめ
  • 別居したいけどお金がない場合、持ち家の値段を調査することで、将来的な計画が立てやすくなる

これらのことを念頭に置きながら、別居を検討してみてはいかがでしょうか。

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