知らないと後悔する「持ち家」に関する離婚準備とは?

旦那に不満はないが離婚を決意。その理由と後悔はないのか

悩む専業主婦

今回インタビューに答えていただいたのは、元旦那に対して不満はないが離婚したという離婚当時42歳の女性です。

この女性の場合、転勤族である元旦那様は専業主婦でいて欲しいという希望があったのですが、その一方で「専業主婦ではなく働きたい」「生きがいを持ちたい」と考えるようになったことが原因のようです。

当サイトでは、離婚経験者の方にアンケート形式で離婚の体験についてお答えいただいています。
似たような境遇にあるという方は、ぜひ参考にしてみてください。

離婚時の状況
  • 結婚生活6年の末に離婚
  • 年齢:42
  • 職業:専業主婦
  • 相手の年齢:37歳
  • 相手の職業:会社員
  • 子供:いない
目次

元旦那様との出会いと結婚に至った経緯を教えてください

共通の趣味のワークショップで出会い、一目惚れしたという相手の誠実さや素直さに惹かれ、穏やかな人柄や仕事の安定感が決め手で結婚しました。

なぜ、離婚することになったのか、原因を教えてください

特に“不満”はありませんでしたが、転勤族で引っ越しが多く、自分が継続して仕事をできないのがもどかしかったです。

元夫は専業主婦を希望していましたが、私は働いている方が好きなので、ちょこちょこバイトなどするだけなのは物足りなく感じました。
また最初は新鮮だった引っ越し自体も年々負担に感じ、すぐに出会いと別れを繰り返すので孤独を感じるようになっていきました。

次第に淡々とした毎日に疑問を抱くようになり、ふと「死ぬまでこうなのかな?」と考えた時、もっと誰かの役に立ちたい、実力を発揮して生きがいを持ちたいと思いました。

なので離婚の決め手は、私のワガママなのかもしれません。
生活は安定していて何不自由もなかったのに、元夫には申し訳なく思っています。

離婚を告げた時、元旦那様はどのような反応をしましたか?

元夫は何が不満なのか分からないようで、「離婚してどうやって食べていくの?」と言われました。

でも私にはその言葉すら、まるで能力がないと言われているようでショックでした。
しばらく離婚に反対でしたが、私の必死さに最後は折れてくれました。

離婚の協議はすぐにまとまりましたか? それとも、時間がかかり大変なものでしたか?

子どもがなく、どちらか一方に大きな原因がある訳ではないので、簡単にまとまった方だと思います。

慰謝料はなく、貯金や家財道具をどう分けるかの話し合いもすんなり合意しました。
お互いお金に執着するタイプではないのでそこはラクでした。

離婚してよかったことを教えてください

誰かのお荷物になったような無力感がなくなったことです。

いつでもどこにでも行けるという自由も得ました。
また元夫の親戚づきあいがなくなったのも、嫌いではなかったですが、気楽になりました。

離婚して辛いと感じたことを教えてください

生活水準がガタ落ちしたことと、寂しいことです。
最後はあまり心通わなかったけれど、誰かがそばにいるということのありがたさは身にしみています。

離婚して正解だと感じますか? それとも後悔の方が大きいですか?

今は離婚して良かった気持ちと後悔が半々です。

とても身軽になったことや好きなことをして稼げることは良かった、これが正解と思えますが、独りになり逆に不自由になったことも多いと気付きました。
誰かの意見を聞きたい、相談したいと感じることが意外と多く、元夫の存在の大きさを感じています。

現在は再婚していますか?

再婚はしたいです。
まだ離婚して間もないですが、家族が欲しいと感じます。

離婚経験者として、現在、離婚を悩んでいる人に向けてアドバイスをお願いします

いざ離婚に踏み切ると、後戻りできません。

離婚して初めて分かることで後悔することもあり得ます。
私のような個人的ワガママで離婚する場合は、寂しさが必ずついてくると思ってください。

でも結婚生活自体が本当に辛いなら、離婚は早いほうがいいです。
私は離婚してから不眠症が治りました。

それほど思いつめていたのだと思います。
心を病む前に新たな一歩を踏み出してよかったです。

人生のリスタートは誰にでもある権利です。
離婚の開放感と責任感は、決して悪いものではありませんよ。

調査方法:アンケートサイトにて質問
調査日:2019年9月20日

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多くの夫婦がやっている「持ち家」に関する離婚準備

離婚後に後悔することの一つが、「持ち家」に関する離婚準備を怠ってしまうことです。
大きな後悔をする前に、離婚を切り出す前に学んでおきましょう。

悩む専業主婦

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