知らないと後悔する「持ち家」に関する離婚準備とは?

夫婦間の価値観の違いから、子育ての面ですれ違いが生じたことが原因で離婚

離婚したことを少し後悔している男性

今回インタビューに答えていただいたのは、夫婦間の価値観の違いから徐々にすれ違いが生じたことが原因で離婚をしたという、離婚当時29歳の男性です。

離婚したことに対して多少後悔しているとのことです。
当時の結婚生活について詳しく教えていただきました。

当サイトでは、離婚経験者の方にアンケート形式で離婚の体験についてお答えいただいています。
似たような境遇にあるという方は、ぜひ参考にしてみてください。

離婚時の状況
  • 結婚生活6年の末に離婚
  • 年齢:29歳
  • 職業:会社員(WEB制作)
  • 相手の年齢:27歳
  • 相手の職業:スポーツインストラクター
  • 子供:男の子5歳、男の子3歳
目次

元奥様との出会いと結婚に至った経緯を教えてください

高校時代の同級生なので、出会いは高校です。
同じ部活動で相手は2歳年下でした。

高校時代に付き合い、私が大学に進学するタイミングで一度別れました。
それから3年後に再び付き合い、結婚に至りました。

相手は2歳年下ですが、とてもしっかりしていて頼りになる存在でした。
見た目がタイプということもありましたが、決め手はしっかりした性格です。

精神的にも自立していて、一人でも行動できるサバサバしたところも魅力的に思いました。

なぜ、離婚することになったのか、原因を教えてください

夫婦の価値観が合わないというのが一番の理由だと思います。

夫婦共働きで相手のお母さん、私からすると義母にあたる人が子どもの面倒を見ていました。
私は相手に対して「仕事の時間を減らしてでも子どもの面倒をもっと見たほうが良い」と常々言っていました。

しかし、私の意見は相手にはまったく刺さらず、逆に「あなたが時間を確保すれば良いじゃない」と言い返される毎日でした。
私も仕事が忙しく、子どもの面倒を見ることが難しいので、仕方なく義母に面倒を見てもらっていました。

相手は自分のライフスタイルを確立していて、それを子どもができたからといって変えたくないという主張でした。
しかし、私から見ているとそれはただのわがままで、自分のやりたいことをやっているようにしか見えませんでした。

このような言い合いが何度かあり、次第にすれ違い始めて、最終的には会話もなくなりました。
このまま一緒にいても良いことはない、子どもにも悪影響だと思い、離婚を決意しました。

離婚を告げた時、元奥様はどのような反応をしましたか?

私はできれば離婚はしたくないと思いましたが、解決策が見当たらない状況だったので、気持ちは離婚の方へ向かっていきました。

大きな喧嘩などはなかったですが、お互いの意見がすれ違っていたので、これ以上ひどくなる前に離婚しようと決めました。
私の方から離婚しようと切り出したら、向こうはそれを察知していたような感じで、「分かった」と答えました。

離婚の協議はすぐにまとまりましたか? それとも、時間がかかり大変なものでしたか?

離婚の協議はすぐにまとまった方だと思います。

離婚までに数回話をして、今後はどのような距離感でいるのか、子供の精神的な部分のケアなどを話し合いました。
子どもがいなければもっと早く話を付いていたと思います。

離婚は夫婦の問題ですが、子どもにも迷惑をかけてしまいますし、悲しい思いをさせることになるので後ろめたい気持ちはありました。

「親権」や「養育費」についてはどのようになりましたか?

「親権」は相手に譲りました。

子どもは相手のお母さんに懐いていましたし、あの段階では正しい選択だったと思っています。
父子家庭よりは母子家庭のほうが一般的ですし、世間の目もそこまで気にする必要がないのかな、という考えもありました

「養育費」は別にいらないと言われましたが、子どもが成人するまでは支払いたいと思います。

離婚してよかったことを教えてください

離婚してよかったことはたくさんあります。

まずは精神的に楽になったことです。
夫婦の仲が険悪な時は、自宅に帰るのが嫌で嫌で仕方がありませんでした。

口もきいてくれないですし、料理もしてくれないので毎回外で食べてから帰宅していました。
離婚後は自分の家でゆっくり出来ますし、月に1回は子どもとも会えるので今のバランスが丁度良いです。

離婚して辛いと感じたことを教えてください

離婚して辛いと感じたことは、子どもの顔が見たいときにすぐに会えないということです。

月に1回会えるだけでも十分と考えるべきなのですが、それでも寂しい時があります。
どんどん成長していく息子達の姿を見ると、嬉しいような寂しいような複雑な気持ちになります。

今でも離婚したことが本当に正解なのか、分からなくなる時もあります。

離婚して正解だと感じますか? それとも後悔の方が大きいですか?

これは非常に難しいところなのですが、気持ちは正解が8割、後悔が2割といった感じです。

離婚経験者の中で離婚して100%満足している人はほとんどいないと思います。
心のどこかには「もっとこうすれば良かった」「あの時こうしておけば良かった」というような後悔が少なからずあるはずです。

私の場合もふとした時に後悔していることがあります。

現在は再婚していますか?

現在は再婚していないです。

再婚に積極的というわけではありませんが、良い人がいれば再婚したいです。
今は独り身なので、少し遊んでみたいという気持ちもあります。

仕事終わりや休日は時間を気にしないで飲みに行ったり、キャバクラやスナックなどにも行っています。
しばらくやめていたゴルフも再開したので、私生活は意外と充実しています。

離婚経験者として、現在、離婚を悩んでいる人に向けてアドバイスをお願いします

離婚経験者としてアドバイスを送るのであれば、完璧な円満離婚というものは非常に稀であり、あまり細かいことを気にしても仕方がないということです。

私は結構考え込んでしまうタイプですが、考え込んでも良いことはないです。
夫婦は元々他人同士なので、意見や考え方がすれ違って当たり前というように考えると気持ちが楽になります。

離婚をすると子どもに必ず迷惑をかけてしまいますが、頑張って出来ることをしていくしかないです。

調査方法:アンケートサイトにて質問
調査日:2019年9月24日

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多くの夫婦がやっている「持ち家」に関する離婚準備

離婚後に後悔することの一つが、「持ち家」に関する離婚準備を怠ってしまうことです。
大きな後悔をする前に、離婚を切り出す前に学んでおきましょう。

離婚したことを少し後悔している男性

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