知らないと後悔する「持ち家」に関する離婚準備とは?

毎晩飲んで帰ってくる旦那に寂しさや不満を感じ離婚

毎晩飲んで帰ってくる旦那に寂しさや不満を感じ離婚

今回インタビューに答えていただいたのは、毎晩のように飲んで帰ってくる元旦那様に不満と寂しさを感じたことが原因で離婚をしたという、離婚当時31歳の女性です。

最終的な離婚の決め手は、毎日作っていた弁当を丸ごと捨てられたことだそうです。
当時の状況を詳しく振り返っていただきました。

当サイトでは、離婚経験者の方にアンケート形式で離婚の体験についてお答えいただいています。
似たような境遇にあるという方は、ぜひ参考にしてみてください。

離婚時の状況
  • 結婚生活5年の末に離婚
  • 年齢:31歳
  • 職業:販売
  • 相手の年齢:31歳
  • 相手の職業:会社員
  • 子供:いない
目次

元旦那様との出会いと結婚に至った経緯を教えてください

大学生のときに出会い、親友として仲良くしていました。
一緒にいると恋人よりも落ち着くこともあり、この人と一生一緒にいたら素晴らしい人生になるだろうと思いました。

相手も次第に好意をいだいてくれていたので、交際を開始しましたが、その時には彼は転勤で東京に行っていたので恋愛としては遠距離恋愛からのスタートでした。

そのうちに、私も転勤で東京に行くことになり、「故郷を捨てて転勤を承諾し、自分の近くへ来るのなら結婚しよう」とプロポーズをしてくれたことに誠意を感じ、結婚しました。

なぜ、離婚することになったのか、原因を教えてください

大学生のときに一緒に楽しくしている分にはよかったのですが、一緒に生活するとなると、ライフスタイルや趣味趣向の違いに、ストレスをためることとなりました。

私はあまりお酒を飲まないのですが、彼はかなりの酒好きで、毎晩終電がなくなる時間まで飲んでタクシーで帰ってくる生活でした。
年齢の割にはかなり稼いでくれていたので生活費の不満はないはずなのに、毎晩飲んでタクシーで帰宅されると、金銭的にも余裕はありませんでした。

毎晩飲んで帰ってくるので、私も毎晩一人で夕飯を作って食べる生活で不満やさみしさを募らせてしまいました。
私は料理が好きだったので、自分が作ったものを食べてもらいたかったのですが、喧嘩になるたびに彼は、私の機嫌を取ろうと外食へ連れていきました。

また、私がフランスが好きだからと、特に相談もなく、私の誕生日にフランス旅行を設定しました。
旅行の提案自体は嬉しかったものの、私のタイミングとしては都合が悪く、彼には全く私のことが見えてないんだと感じるようになりました。

一度大ゲンカをしたときに、毎日お弁当を持っていきたい、と彼が言うので毎日欠かさず作っていたのですが、ある日それを食べずに捨てて帰ってきたこをに気づいてしまい、ため込んだものが溢れてしまい離婚を申し出ました。

離婚を告げた時、元旦那様はどのような反応をしましたか?

離婚を告げた瞬間は、戸惑ったような表情をしました。

しかし、それまでも離婚が議題にあがるような喧嘩は何度もしていたので、大きく動揺する、といったことはありませんでした。
少しなだめる様子もありましたが、必死で引き留めるかと思いきや「ちょっと会社の先輩と相談したい」と言われました。

仕事帰りに先輩と相談してきたのでしょう、数日後「俺にはひきとめることはできない」と言われ、あっさり離婚することに決定しました。

離婚の協議はすぐにまとまりましたか? それとも、時間がかかり大変なものでしたか?

離婚の協議はあっさり決まりました。

3月上旬に離婚に合意してから、すぐに私は自分の部屋探しに奔走し、離婚届の提出前の4月には家を出て新しい暮らしを始めました。
優しい性格の人だったので、慰謝料のことに関しては、きっぱりと決めず「困ったことがあれば言ってくればいい」と言ってくれました。

ひとまず、新しい一人暮らしの生活のための引っ越し資金を出してくれ、その後財産分与を2分割で行おうということになり50万円ほど受け取り、離婚の件は終了しました。

離婚してよかったことを教えてください

まず、一番には自分の人生の可能性が広がったことです。

やりたいことがまだまだあるということに、一人になって改めて感じ、挑戦することができました。
そうすることで、出会いも広がり人間関係も豊かになりました。

また、自分のパートナーに対する観点も変わりました。
一時的な感情じゃなく、落ち着いた目線で男性のことを見ることができるようになり、本当に相性のいい人はどんな人か?と自分に問いかけることができるようになったと思います。

離婚して辛いと感じたことを教えてください

身近に災害が起こったときに、とても心細く感じました。
自分になにかあっても、直通でつながる人がいないことや、逆に大切な人と強く繋がっていないさみしさを感じました。

経済的にもつらいことはありました。
女性の一人暮らしなので、セキュリティなど考えると家賃もあまり節約できず、生活費を一人で全部賄わなくてはいけないことで、経済面でかなり追い込まれた時期もありました。

また、バツイチだと知ってつきまとってくる男性の存在も、精神的につらかったです。

離婚して正解だと感じますか? それとも後悔の方が大きいですか?

離婚して正解だと思っています。

一人でつらいときもあるけれど、日々の暮らしにストレスをためながら、我慢しながら人生を送るより、もっと自分らしく、素直な気持ちで寄り添える相手と出会えるチャンスができたと思っているからです。

実際、離婚後に交際した男性に、元夫にはなかった魅力を感じましたし、一言で男性と言っても、ひとつじゃないんだと思うことができました。

長生きすればまだ先が長い人生だから、本当の意味で心豊かになれる人と添い遂げたいです。

現在は再婚していますか?

まだ再婚はしていませんが、再婚を希望しています。

離婚について後悔はしていませんが、離婚のもろもろの処理や新しい生活に慣れるまでの期間は辛いものがあったこともあり、もう一度同じ失敗は繰り返したくないと思っています。
なので、再婚を希望する気持ちは大いにありますが、ちゃんとじっくりと相手と向き合って、お互いにいい結婚になるようにしたいと考えています。

出会いも広がっているので、きっとこれからいい人生になると思っています。

離婚経験者として、現在、離婚を悩んでいる人に向けてアドバイスをお願いします

離婚は、悪いことではないと思います。

結婚は、本人同士の問題だけど、本人たちだけの問題じゃないので、それぞれの両親や親せきのこと、世間体、いろいろと頭で考えると、離婚へ踏み出す勇気がでないかもしれません。

ただ、やはりどう転んだって、自分の人生は自分で生きるしかないので、離婚したい、今のパートナーと一緒にいたら、人生がよいものにできない、と感じているなら、踏み出してみたらいいと思います。

例えばそれで後悔したとしても、本気で後悔したならやり直せるはずです。
また、主婦だった人なら、経済面も不安があるかもしれませんが、今は労働力不足の時代です、仕事はあります。

調査方法:アンケートサイトにて質問
調査日:2019年10月17日

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多くの夫婦がやっている「持ち家」に関する離婚準備

離婚後に後悔することの一つが、「持ち家」に関する離婚準備を怠ってしまうことです。
大きな後悔をする前に、離婚を切り出す前に学んでおきましょう。

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