知らないと後悔する「持ち家」に関する離婚準備とは?

妊活がうまくいかず、元旦那に不甲斐なさを感じて離婚

妊活がうまくいかず、元旦那に不甲斐なさを感じて離婚

今回インタビューに答えていただいたのは、妊活がうまくいかず不甲斐なさを感じて離婚したという、離婚当時31歳の女性です。

当サイトでは、離婚経験者の方にアンケート形式で離婚の体験についてお答えいただいています。
似たような境遇にあるという方は、ぜひ参考にしてみてください。

離婚時の状況
  • 結婚生活1年9ヶ月の末に離婚
  • 年齢:31歳
  • 職業:パート
  • 相手の年齢:32歳
  • 相手の職業:会社員
  • 子供:いない
目次

穏やかでいつもニコニコしていた旦那にプロポーズしてもらい結婚

–元旦那様との出会いと結婚に至った経緯を教えてください

友達の紹介で出会いました。何度か友達も含め複数で会っていたのですが、とても穏やかな性格でいつもニコニコと話を聞いてくれることに惹かれて付き合い始めることになりました。

付き合ってからも感情的になることは一度もなく、いつも優しく私の話を聞いてくれていました。私が仕事で悩んでふさぎ込んだ時に「そんなにしんどくて泣いてばかりいるなら、結婚して仕事やめたらいいよ」と言ってくれ、それがプロポーズとなり結婚することに決めました。

妊活がうまくいかず、不甲斐なさを感じ離婚を告げた

–なぜ、離婚することになったのか、原因を教えてください

結論から言うと、子どもが出来なかったことが離婚の原因です。お互いに子どもが好きで、私は結婚を機に仕事を退職したためすぐに妊活を始めました。

年齢的にそれほど焦ってはいなかったのですが、数ヶ月で授かると思っていたのに半年全く授かることができず、不妊治療を始めることになりました。主人は妊活には協力的ではあったのですが、月日が経つにつれてどんどん気持ちのすれ違いが増えてきてしまいました。

私だけが必死に頑張っている感じになっていってしまっていました。不妊治療をしていることは義理の両親にも伝えていたのですが、必要以上に孫はいつかと聞いてきたりと、それにも追い詰められていってしまいした。

不妊の原因が私なのか主人なのかも分からない状態で不妊治療を続けていたのですが、1年経った頃に私がもう精神的に限界になってしまいました。主人は「子どもがいない生活でも十分人生楽しめるから、子どもがいなくてもいい」と言ってくれていたのですが、主人に子どもの顔を見せてあげられない不甲斐なさからふさぎ込んでしまい、主人との会話も全くなくなってしまいました。

このまま一緒にいてもお互い幸せにはなれないと思い、離婚することで話を進めるようになりました。

–離婚を告げた時、元旦那様はどのような反応をしましたか?

お互いにもう会話が全然ないような状態だったので、離婚したいと伝えても主人はあまり驚いた感じは出しませんでした。いつも私の話しは肯定的に聞いてくれていたので、離婚話についても「それほど思い詰めて離婚したいと思っているなら受け入れる」とすんなりと話は進みました。

離婚話をした翌日に「やっぱりもう一度二人で過ごせるように話したい」と言われましたが、私の決心は全く揺るがなかったため、離婚しないためにどうしたらいいかといった話は一切しませんでした。

離婚の協議は淡々と進んだ

–離婚の協議はすぐにまとまりましたか? それとも、時間がかかり大変なものでしたか?

離婚協議はすぐにまとまりました。婚姻期間がそれほど長くなく、こどももいなかったのでスムーズに済んだのだと思います。

お互い納得の上の離婚だということで、慰謝料は一切なしです。弁護士等も一切利用しませんでした。

家具や家電、住んでいた家をどうするかも二人だけで話し合って決めました。家については賃貸だったこともありお互い住み続けるのは嫌だということで、離婚と同時に解約しました。

特にもめることは一切なく、これでいいのかな…と不安になるくらい淡々と離婚協議は進みました。

離婚してよかったと感じることの方が多い

–離婚してよかったことを教えてください

このまま一緒に住んでいてもどんどん相手のことが嫌になってお互いに幸せな生活とは言えなかったと思います。お互い、離婚後に再婚しています。

再婚後、お互いに子どもを授かることができています。その点が一番良かったことだと思っています。

子どもが出来ていれば離婚することはなかったかもしれませんが、子どもが居なくても幸せな結婚生活が出来ている夫婦がいる中、私たちはぎくしゃくとしてしまっていたので、離婚して良かったのだと思っています。

–離婚して辛いと感じたことを教えてください

正直に言って、離婚して辛いと感じたことはあまりありません。離婚して良かったと思えることがほとんどです。

ただ、離婚してすぐは、もう少し不妊治療を頑張っていたら子どもが出来て仲良く生活できていたのかな…と思い後悔しそうになったことはあります。

また、離婚理由を友達等に聞かれてなんで離婚することになったのかを説明する時がつらかったです。結婚式に来てくれてお祝いしてくれた人に報告するのが一番つらかったです。

–離婚して正解だと感じますか? それとも後悔の方が大きいですか?

離婚して正解だったと感じています。理由は、離婚後にお互い再婚し、子どもを授かることが出来ているからです。

あのまま結婚生活を続けていても子供が出来ていない可能性は高いです。しかし、離婚して新しいパートナーと巡り合えたことで、お互い可愛いわが子に会うことが出来ました。

私は再婚相手とは不妊治療をすることなく、自然妊娠で授かることができました。ですので、離婚して後悔していることは全くなく、あのタイミングで離婚してよかったと心から思っています。

離婚して2年後に授かり婚をした

–現在は再婚していますか?

離婚後2年後に再婚しました。離婚後に正社員として働き始めた会社で出会った人と再婚しました。授かり婚です。

もともと結婚を前提に付き合ってはいたのですが、妊娠したのは想定外でした。しかし、自然妊娠できたこと、相手がとても喜んでくれていてすぐに結婚しようと言ってくれたので再婚することができました。

再婚相手には離婚した理由は正直に話して、子どもが出来ない体質かもしれないということは付き合った段階で話していました。再婚するにあたって、次は子供云々で離婚する事がない相手を選ぼうと気を付けていました。

不妊が理由で離婚しても、私のように幸せな結末があるかも

–離婚経験者として、現在、離婚を悩んでいる人に向けてアドバイスをお願いします

離婚するのはかなり体力も気力もいります。私は一般的には円満離婚の方だったと思います。もめることも一切なく、お互い納得の上で離婚できたからです。

不妊が理由で離婚を考えている人も多いかと思いますが、それはちゃんとした理由になると思っています。子どもが居なくても二人で幸せに暮らせる夫婦もいると思いますが、子どもがいないことで幸せに生活できなくなってしまう夫婦もいます。

また、私のように、離婚後に再婚相手との子供をスムーズに授かることが出来る人もいます。離婚時は悪いことばかり考えてしまいがちになりますが、離婚後に予想外の幸せが待っていることもありますので、前向きに考えてみてください。

調査方法:アンケートサイトにて質問
調査日:2021年5月21日

多くの夫婦がやっている「持ち家」に関する離婚準備

離婚後に後悔することの一つが、「持ち家」に関する離婚準備を怠ってしまうことです。
大きな後悔をする前に、離婚を切り出す前に学んでおきましょう。

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