知らないと後悔する「持ち家」に関する離婚準備とは?

夫婦喧嘩が増えて口も聞かなくなることが増えて妻に離婚を告げられた

今回インタビューに答えていただいたのは、喧嘩が増えて口も聞かない生活が多くなり元奥様に離婚を告げられたという、離婚当時35歳の男性です。

当サイトでは、離婚経験者の方にアンケート形式で離婚の体験についてお答えいただいています。
似たような境遇にあるという方は、ぜひ参考にしてみてください。

離婚時の状況
  • 結婚生活5年7ヵ月の末に離婚
  • 年齢:35歳
  • 職業:看護師
  • 相手の年齢:30歳
  • 相手の職業:看護助手
  • 子供:いない
目次

職場に入社してきた彼女の明るさや優しさに惹かれた

–元奥様との出会いと結婚に至った経緯を教えてください

当時働いていた職場で私が5年目の時に彼女が看護助手として入社しました。職場で一緒に働く中で、会話をかわすようになり、彼女の明るさと優しさに惹かれて、私からお付き合いをお願いしました。

それから彼女とお付き合いを初めて、付き合って1年が過ぎてから彼女と一緒に生活をする中で、私だけでなく、周りの人に対する優しさや、料理が美味しいところ、仕事をしっかりとこなしているところをみて、この人と結婚したいと決意しました。

料理後に後片付けをしないことに不満を感じ、夫婦喧嘩が増えて口を聞かない生活が続いた

–なぜ、離婚することになったのか、原因を教えてください

料理は上手なのですが、後片付けを全くしないところです。しかも、後片付けをしない理由が「手が荒れるから」です。

私の考えとしては、結婚とは一緒に協力して生活をおこなうことなので、「手が荒れる」という理由で協力しないことに不満がありました。手は老人になればどうせ荒れるのだから協力をしてほしかったです。

ですから、皿を洗うたびにそのことが頭に浮かび、彼女に対する不満が毎日募っていきました。これが私のなかの離婚の決め手となりました。

あとは、結婚してみて分かったのですが、優しい時は優しいのですが、ただ情緒不安定なところがあり、強く塞ぎ込んでしまったり、あるいは小さなことに対して「なぜ?」「なぜ?」「なぜ?」と問い詰めてきて、もううんざりでした。これも、耐え切れないほど嫌でした。

結婚生活は、振り返ってみると最初はお互いに他人行儀なところもあって、相手に優しくしていたと思います。

でも、長く一緒にいるにつれて、相手がいるのが当たり前になり、つまり「親しき中にも礼儀あり」の精神を忘れ、相手に気を使わなくなり、嫌な時には嫌と遠慮なく言うようになり、それが夫婦喧嘩につながっていました。喧嘩が始まると、もう口を聞かない時間も結婚生活終盤には増えていきました。

–離婚を告げられた時、あなたはどのような反応をしましたか?

私は、離婚を告げられました。いつものように喧嘩して、口を聞かなくなってしばらく時間が経ってから、「離婚をしたい」と告げられました。

過去にも何度か「離婚をしたい」と言われていたので、またその言葉かと軽くみていましたが、向こうは本気だったようです。

私も、その時は怒っていましたし、素直に「ごめんなさい」という言葉は強がりからか言えずに、「こっちも離婚したい」と言ってしまいました。相手は、特に悲しい表情はしておらず、私の言葉を受け入れていました。

離婚協議はすんなりと終わった

–離婚の協議はすぐにまとまりましたか? それとも、時間がかかり大変なものでしたか?

離婚の協議は揉め事などは一切なく、すぐにまとまりました。もちろん慰謝料もありません。

理由は、離婚原因が、不倫とか、暴力とか相手に害を与えたものではないですし、嫌なことの積み重ねで離婚に至ったという、性格の不一致でしたので、慰謝料はありませんでした。

もちろん、向こうからも慰謝料の請求はなかったですし、私からも慰謝料は請求しませんでした。お互いに話し合い、離婚届けにサインをして、役場に提出して、すんなりと離婚が成立しました。

小さな後悔はあっても、あの生活に戻りたいとは思わない

–離婚してよかったことを教えてください

毎日、向こうの言動に対して私の頭を悩ませていたことから(質問攻め、家事に協力しないなど)完全に離れられた、そしてそれらの悩みから自由になれたことが離婚してよかったと感じたことです。

離婚して、別々での生活になったのでもう余計な喧嘩をする必要もありませんし、喧嘩時にかんじていた負の気持ちを感じる必要もありませんし、それにより心の平静を取り戻し平和な日常を取り戻すことができました。離婚をして良かったと感じています。

–離婚して辛いと感じたことを教えてください

離婚して辛いと感じたことは、一人になって寂しいことです。向こうは甘え上手と言いますか、なにかのタイミングでわたしにぎゅっと抱きついてくることが多かったです。

その彼女のやわらかくて暖かい感触をもう味わえないのかと思うととても寂しかったです。あの瞬間がとても好きだったからこそ、それが無くなってしったことで余計にそのことを辛く感じてました。

あとは、美味しい料理を食べることができずに、外食中心の生活になったことも辛いと感じたことの一つです。

–離婚して正解だと感じますか? それとも後悔の方が大きいですか?

離婚をして正解だと感じています。小さな後悔とか(一人になって寂しくなったや、美味しい料理を食べれないなど)はありますが、特にもう一度あの結婚生活にどうしても戻りたいなどの大きな後悔はありません。

離婚をして正解だと思う理由は、毎日毎日、私の頭を悩ませていたことから(質問攻め、家事に協力しないなど)完全に離れられたことや、つまらないことで余計な喧嘩をする必要もなくなり、それによって心の平静と平和な日常を取り戻すことができたからです。

結婚相談所を利用して再婚。再婚後は過去の反省を生かしている

–現在は再婚していますか?

現在は再婚しています。再婚の方法は、インターネットの結婚相談所のようなサイトで知り合いました。離婚してから3年と3ヶ月後に再婚をしました。

再婚にあたって気をつけたことは、過去の反省から、相手の気持ちを尊重することや、喧嘩をしたらまずは謝ること、そしてなぜ喧嘩が起きたのかやなぜそれを嫌だと思ったのか、どうすれば次からそれを防げるのかなどについて話し合うこと、あとは自分と相手の価値観は違うと思って気を遣って妻に接する点などです。

嫌であれば離婚するのも一つ

–離婚経験者として、現在、離婚を悩んでいる人に向けてアドバイスをお願いします

もしどうしても、嫌であれば、離婚をすることをお勧めします。私は、離婚をすることによって、今の幸せの再婚生活を手に入れることができました。

もちろん、私の場合は子供がいなかったや、慰謝料を請求されなかったなどの他の離婚で悩んでいる方とはやや恵まれているケースかとは思いますが、それでも、やはり離婚は大変で辛いものであると、実際に離婚を経験したものとして体感しております。

私も離婚をした直後は寂しさも感じたりしていました。でも、人間は慣れるもので、3ヶ月もすれば、一人も全然悪くはないと思えるものです。ですから、無理をしないで、嫌であれば離婚をするべきだと思います。

調査方法:アンケートサイトにて質問
調査日:2021年6月4日

多くの夫婦がやっている「持ち家」に関する離婚準備

離婚後に後悔することの一つが、「持ち家」に関する離婚準備を怠ってしまうことです。
大きな後悔をする前に、離婚を切り出す前に学んでおきましょう。

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